認定工場のグレード

グレード別適用範囲

認定工場のメリット

鉄骨造建築の品質確保選択の権利はあなたにあります!!
全国鉄骨評価機構の大臣認定工場をお選びいただければ、安心をお約束します。

大臣認定の法的位置づけ

大臣認定とは、性能規定化された改正建築基準法に基づき、鉄骨製作工場において製作された鉄骨溶接部の性能について、評価に基づき大臣が認定するものです。

全鉄評が行う性能評価

大臣認定を取得するために必要な評価は、指定性能評価機関の指定を受けた全鉄評が、大臣が認可した「性能評価業務規程」(性能評価の実施方法を定めたもの)に基づき、5年ごとに行います。

1,評価基準(審査)の内容

書類審査(書類等の確認)
  • 品質管理の組織体制
  • 所定の資格者の有無、及び配置
  • 社内規格(工作基準・検査基準・製作要領書作成基準・外注管理基準)の内容
  • 所定の製造設備・検査設備の有無
工場審査(実態の確認)
  • 主要材料、加工、組立、組立溶接及び溶接に関する品質管理状況
  • 溶接入熱・パス間温度の管理状況
  • 製品の検査方法
  • 製造設備・検査設備の点検状況
  • 社内教育の実施状況

2,評価員・審査員

評価は、学識経験者など公正な評価員(全国約150名)及び調査員(全国100名)が、書類及び工場の実態を審査のうえ、厳正に行います。

区分と適用範囲

品質向上の諸活動

全鉄評(登録者数約3,600社)は、建築鉄骨の品質確保及び鉄構業界の健全な発展を目的として、次の諸活動に取組んでいます。

  1. 溶接部の性能確保に最も重要な「溶接入熱・パス間温度の管理」について、指導・教育を行っております。
  2. 「鉄骨検査制度」を定め、実施しておりますので、客先から要望があれば、品質が確保されていることを証明致します。
  3. 「検査パトロール」の実施により、大臣認定取得後も品質に対する取組み姿勢をチェックしております。
  4. 鉄骨建築の現場に鉄骨製作工場名表示板を掲げ、社会に対して責任を表明致します。
  5. 鉄骨製作に必要な技術者資格について、取得に必要な試験及び講習を実施し、技術者の要請に努めております。
    【(社)鉄骨建設業協会と協同運営】 骨製作管理技術者 1級  約7,000名
    鉄骨製作管理技術者 2級  約7,900名
    建築鉄骨検査技術者 (製品)  約11,000名
    建築鉄骨検査技術者 (超音波)  約4,200名